つい先日のこと。浜比嘉島という本島と橋で繋がっている島へと足を運んだ。島の人口600人足らずの小さな島。

ここには琉球開祖のアマミチュとシルミチュという二人の神様が居住していた場所とされ、お墓まである神秘的な島です。この二人が子供を産み、その子たちが沖縄の人の先祖にあたると・・・書かれていました。てことは、沖縄の人々は神の子。なんだか凄い。
沖縄にはこういう話が結構あって面白いですよ。

そんな島には、昔ながらの風景が残され石垣や古民家が旅の気分を盛り上げてくれる。小さな路地を歩いていると遠くから三味線の音に合わせ歌声が微かに聞こえてきた。いやぁ~なんか良い♪出来過ぎな演出。

それにしても、日差しが強すぎて人影どころか猫の姿すら見当たらない。暑い。陽が痛いという感覚が、最近よく分かる。

この島の海には、不思議な巨大岩がゴロゴロと転がっている。この風景には驚きで一気にテンションがあがった。とっても透明な海に浮かぶ奇岩、これはもう神秘的というしかない。

これはいいもの見せてもらったと、信心深くない僕が沖縄の神様に手を合わせ沖縄へやってきましたよ!よろしくお願いしますね!!と挨拶をしてみた。隣には神様からのお願いと立て札が・・・「ゴミは持ち帰りましょう」。署名まで入っている・・・。
それはさておき、拝んだ手をゆっくり下ろし、目をすぅーと開けると、急にあたりが神々しい雰囲気がしてきてしまった。木漏れ日やら木肌やら、やけに際立って見える。そしてパチりと写真を撮る。

こういうのって不思議ですね~。

それにしてもドンドン開発され、壊されている沖縄。

この美しい自然、大切にしてほしいなぁ~と思っていたら、あっという間に夕方に。さぁ那覇へ帰ろうと家路に向かうのでした。

と、ここで浜比嘉島の遠足は終わったのですが・・・

なんとその二日後に浜比嘉島から嬉しいお土産が。
偶然にも親戚がチャイムをピンポーン「実家が浜比嘉島の人から採れたて生ウニもらったからお裾分け!!」って、こういうコトもあるんですね~結構すごい確率ではないかなぁ。

沖縄でウニ??みたいな感じでしょ。
このウニがまた、甘くて口の中でとろけるウニで・・・あぁ、至福の瞬間。大満足。

これが浜比嘉島の奇跡だ。